6/21/2007

5学期目完了感想文

明日は今学期の最終日。疲れ抜いていてよく休みたいと思う一方、この2ヵ月半の良い授業の完了に残念でならないように感じている。

ヤマサでの勉強の進行に伴って時間が経つのはどんどん早く感じてきている。しかし、時間というものは、人間の希望や心配などを問わずに進行するというものでない、すなわち時間は人間のはかない存在を考えずに続きつつあると言えるだろう。

私はいつ帰国するか、何か予定が決まっていないが、後半年余日、あるいは九ヶ月余日だと思う。帰国する時を想像してみるにつけ、やや落ち込んでしまう。日本の生活に慣れており、国に帰りたくはあまりないのだ。しかし、時間がとまらない。

私と同じ時にヤマサに着いたスクールメートが今週末帰国することになっているのを私は今日知った。ショックでしょうがないものなのだ。最初の三ヶ月は一緒に勉強することができたが、あいにく、それ以来は一回も同じ教室で勉強したことがないということになってしまった。彼女は勉強にどれくらい頑張ったことか。ホンコンでも頑張って、チュウさん!応援しているから!チュウさんばかりか、ヨウさんもローダさんもシンシアさんもジェームズさんも今学期が最後で、もうすぐヤマサから消えてしまう予定。苦しいなぁ。

考えてみれば、人生は死なずには誰も済めないものなので、なるべく人生の経験を大切に思うべきだと思っている。

20 comments

黒澀恵 said...

生別と死別という”別離”のことは、人生の中で一つの苦しみなんですよね!仏教では、四苦八苦と言います。それは基本的な四苦である生老病死と、愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦の四つです。(→→深い漢字ばかり....)
”縁”というのは、本当に奇妙ですよね!人と人の知り合いと別れが繰り返しても、そういう一瞬一瞬を分かち合える人がいることが、本当の幸せじゃないんですか?

Anonymous said...

コウさん
やはり、仏教文化を共有する人のコメントはわかりやすい。
四苦はともかく、その他の四つもこうやってすらすらいえたら、日本人に尊敬されますよ。
アメリカなんかでも仏教文化の理解が進んでいる人たちはいますね。ken wilberなんかがその代表だと思います。

ジョナサンさん
さて添削

疲れ抜いていてよく休みたいと思う一方、この2ヵ月半の良い授業の完了に残念でならないように感じている。

1)疲れ切ってしまってゆっくり休みたい。
2)この二ヶ月半のすばらしい授業が終わってしまうことが残念でならない。
この二つの文章をつなげるのは案外むずかしいかもしれませんね。

疲れ切ってしまってぐっすり休みたいと思って横になっていると、この二ヶ月半のすばらしい授業がもう終わってしまうことを残念に思う気持ちが不図頭をもたげてきた。

時間というものは、人間の希望や心配などを問わずに進行するというものでない、
→時間というのは人間の希望や心配にかかわらず刻まれていくものだ。
(ジョナサンさんの文を活かすとしても「時間というものは、人間の希望や心配などを問わずに進行してしまうものだ」となります。)


すなわち時間は人間のはかない存在を考えずに続きつつあると言えるだろう
→すなわち、時間は人間の儚い存在など知らん顔して進行していってしまう。

(この「はかない」という言葉は日本人にぐっときます。日本人の深いとrこで、人間というものは「儚い」、人生というもの儚い、という気持ちがあるからです、漢字もいいでしょう。ーー人の夢

私はいつ帰国するか、何か予定が決まっていないが、後半年余日、あるいは九ヶ月余日だと思う。帰国する時を想像してみるにつけ、やや落ち込んでしまう。日本の生活に慣れており、国に帰りたくはあまりないのだ。しかし、時間がとまらない。
→まだ、いつ帰国するか予定はきまっていないが、あと半年余りか、長くて九ヶ月余りだと思う。帰国することを考えるとちょっと落ち込んでしまう。日本の生活にも慣れてきたところなので、国にあまり帰りたくないのだ。ああ、しかし、時間はとまってくれない・・・
(非常に内容が光ってますね。英語講師とかやってみれば?)

。ショックでしょうがないものなのだ
→ショックだった。
 ショックでしょうがなかった。


最初の三ヶ月は一緒に勉強することができたが、あいにく、それ以来は一回も同じ教室で勉強したことがないということになってしまった
→最初の三ヶ月は一緒に勉強することができたが、残念ながらそれ以降は一回も教室をともにすることはなかった。


ヤマサから消えてしまう予定。苦しいなぁ。
→ヤマサからいなくなってしまう予定。
 ヤマサから卒業していってまう予定。
「消える」と書くと何となく薄気味悪い。お化けになってしまうんじゃないかと・・・)
悲しいなあ。
(これは苦しい、というよりも、悲しいが適切でしょう.)

考えてみれば、人生は死なずには誰も済めないものなので、なるべく人生の経験を大切に思うべきだと思っている。
→考えてみれば、という表現はすごくいいですね。
これでもいいんですが、他の文章を参考に書いておきましょう。
誰もが死から逃れられない。だからこそ、人生のひとこまひとこまが大切なのだ。
誰もがいずれは死ぬ。そして、いつ死ぬかは誰もわからない。だからこそ、この瞬間を大切にしたいのだ。

今回はちょっと哲学的な投稿でしたね。私は専攻が哲学だったのでこの手の投稿は好きです。「儚い」「空しい」「悲しい」・・・こうした言葉は現代化した日本社会からは見えにくいですが、日本文化を理解するときのkey word になってくると思います。

マリアンナ said...

友達が母国へ帰ってしまうことは悲しいですね。
私も同じことを経験したから分かりますよ。
でも、みんな日本語を勉強した日本を好きな人たちだから、また来るかも知れないし、どこかで会えるかも知れません。
それに、連絡をし合っているから、今も友達です。

実際、私は1年だけ日本にいる予定でした。
帰って結婚して(私の夫は日本で知り合ったスペイン人です)、夫の仕事のためにまた日本に来て、子供をうむために帰って、また来ました。
そして、あまり未来ではない間に、母国に帰って生活する予定です。
やはり、私は母国をとても大好きと思うけど、帰ることは少し悲しいです。
でも、大切な時間だから、できるだけ落ち込まないで、自分のためにも、友達のためにも、良い思い出を作りましょう。

本当に、毎日の経験を大切と思って生きたいですね。

マリアンナ said...

4つの苦しみ「生老病死」と、他の4つの苦しみ「愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦」の合計が8つだから、「四苦八苦」というんですね。
4つだけの文字だけど、とても意味がありますね。
分からなかった人は私だけかも知れないけど、理解できやすいウェブページを見つけたから書きます。
仏教の他のことも書いてありますよ。

やさしい仏教入門-滝田商店

コウさん、本当に尊敬しますよ!!

黒澀恵 said...

名無しさんの専門は哲学ですか!??
尊敬しています。アジアの学校(高校以降)では、哲学という学科がぜんぜん教えていないので、まるっきり分からなかったんです。”無知”とともに、深い偏見もいだいていました。つい最近、機会があってギリシャとフランスの哲学の授業を受けました。それから哲学に対する深い興味を持っていろんなことを調べました!と言うのは、私もこういう哲学的な投稿気に入っています!(笑)

マリアンナさん~
私はセンシティブですから、こういう古い美しい言葉と思想が大好きなんです!!

Anonymous said...

マリアンナさん
いやあ、日本を好きになってくれてありがとう。日本人はもっと日本をすきになってくれる人を増やすべきですね。

添削
あまり未来ではない間に
→近い将来に、ということでしょうか?

コウさん
哲学ってすごく面白いですよ。最近はフランス哲学やドイツ哲学と英米系の哲学との間にあまり隔たりがなくなってきています。ギリシャ哲学をやると西洋文化が非常に理解しやすいですね。
もっとも哲学でお金もうけはできないですが・・
私は禅仏教やら、老荘の思想に引かれますね、やっぱり。東洋的なものですね。さっきあげたケンウィルバーの他ヘッセのシーダルッタなどは西洋人の書いた東洋的発想の傑作だと思います。
日本の場合には哲学はほとんど大学にはいってからですね。それも翻訳が主といった気がします。アメリカの場合は議論が主です。最先端の哲学者の書いた本を読ませて、それを批判せよ、なんて宿題がでるから、さすがやあああ!!!と感動した覚えがあります。
思考方法もアジア系と西洋系はやはりことなる。西洋のアジアへの影響をいち早く察知して動いたのが日本だと言ってよいと思いますが、その過程には多くの負の遺産も残してきました。

ーーーちょっとおしゃべりしすぎたかな。
それでは、みなさまのすばらしいお考えをまた期待しております。

Anonymous said...

こうさん
いつもながら非常にすばらしい日本語ですがちょっと手直ししておきましょう。
それから哲学に対する深い興味を持っていろんなことを調べました!と言うのは、私もこういう哲学的な投稿気に入っています!(笑)
→これは論理的に難しい。
哲学に興味をもって色々調べているところでした。だから、こういう哲学的投稿も気に入ったのだと思います。
くらいでしょうか?」

マリアンナさん~
私はセンシティブですから、こういう古い美しい言葉と思想が大好きなんです!!
→センシティブってのは日本語でも使いますけど、少なくとも、感受性が敏感ということですね。
とすれば、私の感受性では、こういう古(いにしえ)の美しい言葉と思想が大好きなんです。
くらいになりますか。
古いでもいいですが、ふるいは単に古い、ということで、多少否定的な響きがあるのに対して古(いにしえ)になると何か伝統的でかつ肯定的な響きがあります。

非常に美しい文章ですね。

Anonymous said...

ああ、もうひとこと
四苦八苦というのは日本語でもよくつかわれて
「もうしっくはっくでたいへんだったよ」「しっくはっくしちゃった」というようにとても苦労している様を表すときに会話でも使われます。

マリアンナ said...

to コウさん

昔からあるものは美しくて素晴らしいものが多いですね。
この言葉を知ることができたから、素晴らしいし好きと思いました。
だから、知っているということはすごいですよ。:-)


to 名無しさん

好きだから日本へ来たけど、来てすぐの時は、帰りたいとよく思いましたよ。:-P
でも、生活をしている間に、慣れたり知ったりして、今は、人とか町とか自分のまわりにあるもの全部を好きです。
1年半~2年ぐらいの間なんだけど...やはり、近い将来という表現が良いですね。
正しくないかも知れないけど、近い将来より、少し後の印象があったから...。

日本語での四苦八苦の使われ方も興味深いですね。

Jonathan said...

皆さん、訂正とコメント、ありがとうございました。何となくちょっと深く書きたかっただけです。

実は2週間前に友達に「四苦八苦」というのを教えてもらいました。

はい、人はそばにいなくなっても友情はまだ同じですね。

コメントが短くてすみませんが、疲れていて力が少しあるうちに新しいポストを作りたいです。

黒澀恵 said...

あれ!入れました!!

ジョン様、お疲れさまでした!!!!!
学期の最後、イベントがいっぱいあるはずですもんね。
意味深い記事も面白い記事もジョンさんらしい記事ですよ!楽しみしています。

知らず知らず国に帰ってもう三ヶ月でした。

「人生は白駒の隙を過ぐるが如し。」

Anonymous said...

マリアンナさん
なるほど、1年半から2年か?
まあ、近い将来といっても幅がありますから、それでもいいでしょうが・・・
他の似たような表現では、
遠くない将来、まあ、これもおなじだな・・・
そうだなあ・・・
なら、2年はいられないかもしれない・・・なんて表現になるのかああ?

いずれにせよ、どんどんためらわずに使ってみてください。私も面白くてやっているわけですから。
多分近くの日本人にも私のような教えたがり屋がいると思います。
黒澀恵さん
難しいことわざしってますね。
さすが。思わずググッってしまいました。「光陰矢の如し」と同じなわけですね。こっちの方が多分より多くの人が知っていると思いますよ。(なぜなら、私はコウさんの使ったことわざを知らなくてこっちを知っていたから)
教養がにじみ出てますね。

黒澀恵 said...

「人の天地の間に生くるは、白駒の隙を過ぐるが若く、忽然たるのみ。」/荘子 外篇・知北遊篇

もともと荘子の言葉なんですよね!
「光陰矢の如し」もよく使っていますが、なんとなく「白駒の隙を過ぐるが若く」が気に入ります。

Anonymous said...

あらら,皆さんの方がよっぽど詳しかったりして(^_^;)

Jonathan said...

コウさん、実は、今学期はみんな疲れているせいか、パーティーがなかったよ!脳死で…。(笑)

黒澀恵 said...

あれあれあれ!!
そうなんですか!????
パーティーがなかったんですか!????
一所懸命勉強しましたね!

Jonathan said...

大丈夫ですよ。(笑)
来週パーティーはあるし。

黒澀恵 said...

FAINT!!!
( ̄ρ ̄)来週か~~
夏休みか~~~
いいなぁ~~~~

Jonathan said...

コ、コウさん!
大丈夫っすか?!
しっかりして!

マリアンナ said...

「2年はいられないかもしれない」が分かりやすいから良いかも知れませんね。

私は知りたがり屋だから、いつも「なぜ?」「何?」と言って、ときどき困らせてしまいます。
だから、教えたがり屋さんがたくさんいると嬉しいです。
いつも、色々教えてくれて、ありがとうございます。